赤旗2024年5月21日付
日本共産党の小池晃書記局長は20日、国会内で記者会見し、自民党派閥の裏金事件をめぐり、衆院政治倫理審査会が出席の意思の有無の確認を求めていた自民党議員44人が同日正午の締め切りまでに出席の意向を示さなかったと報じられていることについて問われ、「自民党がこの問題であまりにも無責任な政党であり、問題を解決する意思も能力もない政党だということがはっきりした」と厳しく批判しました。
小池氏は「衆院44人と、参院で政倫審に出席していない29人の合計73人の裏金議員が説明する意思すらない」と強調。さらに、岸田文雄首相の責任も問われると指摘し、「衆参の政倫審で自民党裏金議員を審査に付すことや出席要請することに自民党も賛成しながらそれに応えない。自民党に自浄能力なしということだ」と批判しました。