赤旗2024年5月2日付
横浜市で1日、神奈川県・横浜メーデーが行われ、雨の中35団体約1500人が集まりました。
実行委員長の住谷和典神奈川労連議長は「新しい労働組合がつくられ、職場のたたかいが広がっている。労働組合をさらに大きくして、働く喜びを感じられる社会をめざそう。選挙で私たちの要求を実現する政治をつくろう」と訴えました。
日本共産党の小池晃書記局長、はたの君枝衆院南関東比例予定候補、党県議団、市議団が来賓として紹介され、小池氏が代表してあいさつしました。小池氏は冒頭、自民党の裏金問題に触れ、「徹底解明と、まともな政治資金規正法成立に全力をあげる」と表明。賃上げについて、内部留保を中小企業支援に回し、最低賃金をせめて1500円にすることが必要だと述べ、「賃上げこそ日本経済を立て直す道だ。そのために労働組合の役割が期待されている。ともにがんばろう」と呼びかけました。
小池氏はさらに、米軍横浜ノースドックの揚陸艇部隊常駐は基地強化だと批判し、「5年間で43兆円もの軍事費は、暮らしを支えるため、労働者の賃上げのために使え、の声を皆さんと一緒にあげていく」と訴えました。
労働組合代表や争議をたたかう労働者らが活動を報告。一同は「憲法のもと、労働者の生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざす」とするメーデー宣言を採択し、デモ行進しました。