赤旗2024年4月16日付
日本共産党の小池晃書記局長は15日、国会内で記者会見し、自国大使館を攻撃されたイランがイスラエルに対して報復攻撃を行ったことについて問われ、「関係当事国は緊張を高める軍事的対応を強く自制すべきだ」と述べました。
小池氏は「イスラエルが行ったとされる4月1日の在シリア・イラン大使館に対するミサイル攻撃は、重大な国際法違反であり、強く非難されるべきだ」と主張。「イランは14日に報復としてイスラエルへの攻撃を行ったが、報復の連鎖が強く懸念される。関係当事国は軍事的対応を強く自制すべきだ。イスラエルが報復攻撃を行うことは断じて許されない」と述べました。
小池氏は「そもそもこの問題の根底には、イスラエルによるガザ地区に対する国際法違反の無差別攻撃がある。直ちに中止すべきだ」と求めました。