赤旗2024年3月26日付
日本共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で、自民党の裏金問題での証人喚問や政治倫理審査会の開催をめぐって自民党に追随する公明党の姿勢について問われ、「公明党は真相解明が必要だと言っていたが、口から出まかせだったと言われても仕方がない。自民党にきちんとものをいうことが必要だが、全くそういう姿勢がみられない」と批判しました。
野党側は政治資金収支報告書に不記載があった自民党議員のうち、まだ政倫審で弁明していない45人の審査の申し立てを求めていますが、公明党は拒否。証人喚問について石井啓一幹事長はNHK番組で「自民党の判断を待ちたい」と述べました。
小池氏は「全くやる気のない姿勢がはっきりした」と指摘。自公の密室協議で次期戦闘機の第三国輸出解禁を決めたことも批判し、「公明党がいう“歯止め”は全く歯止めになっていない。国民の願いに背を向けていると言われても仕方ない」と述べました。