赤旗2024年3月5日付
日本共産党の小池晃書記局長は4日の記者会見で、4月の衆院島根1区補欠選挙での野党の連携について問われ「自民党に対して厳しい審判を下す選挙にしなければいけない。野党として力をあわせてたたかえる選挙にしていきたい」と述べました。
島根1区補選は、細田博之前衆院議長の死去にともなって実施されます。小池氏は細田氏について「安倍派の会長を務め、自民党の裏金問題の一つの象徴的な政治家だ。さらに、安倍晋三元首相とともに、統一協会との深い関わりが指摘されてきた人だ」と指摘。裏金事件への国民の怒りが広がるもとで、細田氏に代わる議員を選ぶ選挙だとして、自民党への厳しい審判が必要だと強調しました。
小池氏は、立憲民主党の大串博志選挙対策委員長が2月21日に松江市で「大切なのは与党の議席を減らすこと。各野党で連携して力を合わせていく」と述べたことをあげ「この発言に注目している。話し合いを続けていきたい」と語りました。