赤旗2024年2月16日付
日本共産党の小池晃書記局長は15日、自民党の聞き取り調査結果について、メディアの質問に答え、次のようにコメントしました。
自民党の聞き取り調査結果は、その結論として「自らが知る限りのことをつまびらかにし、さらなる説明責任を果たしていくことが求められる」とし、個々人に説明責任があると述べている。これは、今回の調査が極めて不十分であると自ら告白しているようなものではないか。いよいよ安倍派幹部らの証人喚問が必要だ。
内容を見ても、国民が一番疑問に思っていること、すなわち誰が、どのような経過で裏金づくりのシステムをつくり、いつから始めたのか、そして、いったい何のために使ったのかなど、一切明らかにされていない。
また、弁護士が聞き取り調査をまとめたにもかかわらず、違法性についての言及が一切ない。全体として調査の名に値せず、やったふりをしているだけと言わざるを得ない。