赤旗2024年2月9日付
日本共産党の小池晃書記局長は8日、国会内での記者会見で、自民党の浜田靖一国会対策委員長が党派閥の裏金問題に関する政治倫理審査会(政倫審)の開催について「ハードルが高い」などと否定的な姿勢を示していることを問われ、「真相解明に完全に背を向けていると言われても仕方がない」と批判しました。
浜田氏は4日のNHK番組では「政倫審を使って説明責任を果たしていければと考えている」と発言していました。
小池氏は、「NHKの全国放送で政倫審の開催を認めたはずだ。それを安倍派の議員が駄々をこねているからやめますというのは通らない」と指摘。「私たちは関係者の証人喚問を求めているが、真相解明の第一歩として政倫審を開くことは必要だ。前言撤回は許されない」と述べました。