赤旗2024年2月1日付
憲法共同センター、安保破棄中央実行委員会、国民大運動実行委員会が参加する「平和、いのち、くらしを壊す戦争準備の大軍拡・大増税NO!連絡会」は31日、金権腐敗、軍備拡張推進の岸田政権とのたたかいを広げようと、衆院第2議員会館で集会を開きました。
主催者あいさつをした全労連の石川敏明副議長は「裏金づくり、『戦争国家』づくりを進め、国民の意見を聞かない岸田政権に退陣してもらう決意を深めあい、明日からのたたかいに進もう」と述べました。
各団体がたたかいを交流。港湾の軍事利用問題について、全国港湾労働組合連合会の玉田雅也書記長は「命と平和産業に貢献していく誇りの問題として大軍拡反対の要求を取り上げていく」と発言。
日本平和委員会の千坂純事務局長は「各地で自衛隊募集協力反対の要請など“わが町を戦争の拠点にするな、平和の拠点にしよう”との運動が広がっている」と報告しました。
日本共産党の小池晃書記局長は、岸田政権の2年間で軍事費が1・5倍となり、暮らしを押しつぶす来年度予算案に断固反対すると表明。「底知れない金権疑惑、経済無策、異常な米国いいなりの自民党政治を終わらせないといけない。あらゆる分野で国民的な運動を広げ、新しい希望ある政治をつくろう」と呼びかけました。
ジャーナリストの半田滋さんが「敵基地攻撃・防衛費倍増が着々 対GDP比2%では収まらない仕掛け」と題して講演しました。