赤旗2023年12月29日付
日本共産党の小池晃書記局長は28日、国会内で記者会見し、4月の東京都江東区長選をめぐる公選法違反の疑いで東京地検特捜部が前法務副大臣の柿沢未途衆院議員(東京15区、自民党を離党)を逮捕したことについて、「買収という最もあってはならない嫌疑だ。議員辞職を強く求める」と述べました。
小池氏は「自民党に所属していた議員がこういう事態になっており、自民党は党としての責任を果たすべきだ。辞職を求める対応が必要だ」と主張しました。
また、柿沢氏が当選した東京15区(江東区)では、自民党に所属していた秋元司元衆院議員がカジノ汚職で実刑判決を受け、榎本雄一元江東区議会議長もあっせん収賄で有罪判決を受けているとして「このような事態を繰り返してきた自民党は住民に対しても非常に大きな責任がある」と指摘しました。