赤旗2023年12月16日付
パーティー券・裏金疑惑、経済無策などで内閣支持率が急落する中、岸田政権の退陣を求めて15日夜、国会正門前で集会が行われ、「もうたくさんだ自民党」などと書かれたプラカードを手にした400人(主催者発表)が、ドラムのリズムに乗せて「岸田内閣今すぐ退陣」「政権代えよう」とコールしました。日本共産党の小池晃書記局長、伊藤岳、山添拓の各参院議員があいさつしました。
幅広い市民でつくる「We Want our Future」、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が共催しました。
スピーチした気候アクティビストのeriさんは、裏金疑惑で自民党の政策や態度が分かりやすく見えたと述べ、「もうウソつきな政治はウンザリです。さよなら自民党政治」と訴えました。
市民連合を代表してあいさつした上智大学の中野晃一教授は、自民党の危機の後には「改革保守」が出てきたと指摘し、「憲法9条と13条に基づく政治をつくっていかないといけない。声をあげ変えていこう」と呼びかけました。
小池氏は、2015年から国会前で「アベ政治を許さない」とたたかってきたが、その裏で自民党は裏金づくりをやってきたと告発。「うみを出すには自民党政治を終わらせるしかない。さまざまな分野のたたかいを一つに集めて自民党政治さよならのたたかいにしよう」と力を込めました。
立憲民主党の吉田晴美衆院議員、石川大我参院議員、社民党の福島瑞穂党首、大椿裕子参院議員があいさつしました。