赤旗2023年12月1日付
日本共産党の小池晃書記局長・参院議員は、30日、大激戦となっている、12月3日投票の埼玉県上尾(あげお)市議選(定数30、立候補38人)で共産党の5候補の必勝へ、各党・陣営が入り乱れるJR上尾駅前で訴えました。
小池氏は、米軍のCV22オスプレイが墜落した問題で同日、同党国会議員団として政府に、飛行停止や徹底した原因究明などを申し入れたと紹介し「米軍横田基地から埼玉にも飛来しているオスプレイは撤去を」と強調。岸田政権がイスラエルのガザ攻撃を国際人道法違反と認めずに即時停戦も求めないこと、「経済」を連呼しながらコストカット型経済への反省がないこと、自民党のパーティー券収入不記載問題を批判しました。
上尾市政について小池氏は、介護保険料の値上げなどに、自民系や公明党など共産党以外の会派が賛成するなか、共産党は学校給食費の第3子以降の無償化や18歳までの入院医療費無料化などを実現し、次は給食費の完全無償化をと強調。埼玉では、子どもだけでの留守番などを禁止する、自民党県議団提出の虐待禁止条例「改正」案を撤回させたとして「声をあげれば政治は動く。粘り強く政治を動かしてきたのが、住民が主人公の立場で頑張ってきた共産党です」と訴えました。
現有議席確保をめざす、平田みち子、池田たつお、新藤たか子、とどろき信一=以上現=、井上じゅんこ=新=の5候補が、「赤ちゃんからお年寄りまで安心して暮らせる上尾を」「冷たい市政を変えるために、市民の味方の共産党の5人を押し上げてください」と訴えました。
演説を聞いた40代の女性は「給食費無償化など身近に感じることができ、声をあげれば変えられるんだと思った」と話しました。