赤旗2023年11月28日付
日本共産党の小池晃書記局長は27日、国会内で会見し、2025年大阪・関西万博の会場建設費が大きく上振れしている問題について問われ、「今なら引き返せる。大阪・関西万博は中止の決断をすべきだ」と述べました。
小池氏は、日本館の建設などで830億円超の国庫負担があるということが、今日の参院予算委員会で明らかとなったと指摘。「(会場の)夢洲(ゆめしま)は地盤沈下が大変問題となっているが、大阪・関西万博はまさに底なし沼という状況だ」「これだけ国民負担、あるいは府民、市民の負担が膨れ上がるということを多くの人々は支持していない」と主張し、「これだけ多額の税金を投入する大阪・関西万博はやめるべきだ」と語りました。