日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

「もとから変える党」強く “チーム共産党”の一員に 滋賀で小池書記局長訴え

2023年11月24日

赤旗2023年11月24日付

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(写真)声援を受ける(左から)きのせ、小池、こむら、佐藤の各氏=23日、大津市

 日本共産党の小池晃書記局長は23日、大津市内で演説し、こむら潤衆院近畿比例予定候補、きのせ明子衆院滋賀1区予定候補、佐藤こうへい同3区予定候補の勝利、近畿比例ブロックで2議席を絶対確保し、議席増で「岸田政権を倒し、希望の持てる新しい日本をつくろう。『比例は共産党』と広げに広げてください」と呼びかけました。

 

ガザ停戦実現を

 

 小池氏は、多数の子ども、女性が犠牲になっているイスラエルのガザ攻撃について「まぎれもない国際人道法違反だ。ジェノサイド(集団殺害)をやめよ」と強調。イスラエルとハマスが4日間の「戦闘中断」で合意したことに触れ、「これを停戦につなげよう」と述べ、「停戦」すら口にできない岸田首相を厳しく批判しました。

 

 岸田政権の内閣支持率が政権交代以降最低となっている現状について、政務三役の辞任に続き、自民党丸ごとの金銭疑惑の究明に背を向ける姿勢を糾弾。辺野古新基地の埋め立て強行など民意を“聞き流す力”に国民の支持離れの理由があると強調し、「行き詰まった岸田政権に正面対決し、国民の願いに応える共産党の躍進で政治を変えよう」と訴えました。

 

 小池氏は、党の「経済再生プラン」を紹介。「中小企業を支援して、最低賃金を全国一律で時給1500円に。保育・介護などのケア労働者の大幅賃上げ、非正規ワーカー待遇改善法をつくろう」と述べ、県内で進められる病院統廃合をやめさせようと訴えました。

 

岸田大軍拡批判

 

 岸田政権が「日本の安全のため」と言いながら大軍拡を進め、安保法制と敵基地攻撃能力の保有で「先制攻撃」の危険があるとし「むしろ日本に戦争を呼び込むものだ」と指摘。全国300の自衛隊基地司令部の強靱(きょうじん)化が進められ、県内では大津、今津駐屯地の強化に加え、陸上自衛隊の饗庭野(あいばの)演習場では実弾訓練事故、オスプレイの市街地上空での飛行が日常化しており、「これ以上、県民を危険にさらすことは許されない」と批判しました。

 

 岸田政権発足後の2年で軍事費が2・5兆円も急増しているが、これだけあれば給食無償化、高校授業料の完全無償化、大学学費半額などを実現できると強調しました。「税金の使い方が間違っている」とし、大軍拡優先で暮らしに背を向ける政治の根っこには「アメリカいいなり」「財界のもうけ最優先」のゆがみがあり、「政治を『もとから変える』ことができるのは大企業からお金を一切受け取らない日本共産党だけ。この党を伸ばして平和の願いも、暮らしの願いも実現しよう」と訴えると、会場は「そうだ」と大きな声援に包まれました。

 

党の値打ち語る

 

 小池氏は「日本共産党」の名前について「人間の本当の自由を実現するという壮大なビジョンが込められている」と強調しました。深刻化する貧富の格差、気候危機の根本的打開には「資本主義のシステムそのものを変えなければならないのではないでしょうか」と述べ、人間を使い捨てる「利潤第一主義」が取り除かれれば、「労働時間の大幅短縮で、自由な時間が増え、一人ひとりが持つ可能性を発揮し、社会がますます発展していく。これが私たちの目指す社会主義・共産主義です」と訴えました。

 

 小池氏は「どんな攻撃や弾圧にも屈せず、市民と野党の共闘に誠実にとりくむ『ブレない党』を強く大きくしてください。『チーム共産党』の一員として一緒に選挙をたたかいましょう」と入党を心から呼びかけました。

 

こむら氏ら訴え

 

 演説会では、石黒良治党県委員長が主催者あいさつし、滋賀県保険医協会の太田志朗理事長が激励あいさつ。こむら予定候補が「ジェンダー平等の社会をつくることが戦争を許さない力にもなる。101年間、反戦・平和貫く共産党の躍進を近畿からつくりましょう」と訴え。きのせ予定候補は「学費半減、奨学金改革へ企業・団体献金を受け取らない共産党を大きく」、佐藤予定候補は「政治を大本から変える共産党を伸ばすことが、政治の展望をきりひらきます」と述べました。

 

 演説会後、小池氏との入党懇談会などで3人が入党しました。

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