赤旗2023年10月29日付
日本共産党の神奈川県三浦半島地区委員会は28日、横須賀市で小池晃書記局長を迎え「共産党を知るつどい」を開きました。会場の定員いっぱいの約50人が参加し、3人が入党を決意。この日参加できず前日に入党した1人と合わせて4人を、この取り組みで党に迎えました。
井坂新哉県議の司会で小池氏が一問一答。はたの君枝衆院南関東比例予定候補があいさつしました。
小池氏は「共産党はどうやって平和を守るのか」との質問にガザの例をあげ、「イスラエルは核兵器まで持っている軍事大国だ。軍事力を強化しても戦争は防げない。戦争を防ぐのは外交の力しかない」と強調。横須賀が米空母の母港になって50年もたつことや基地強化が進んでいることを批判。「戦争を呼び込む仕組みはやめるべきだ」として、「反戦平和を貫いて101年の共産党を大きくしてほしい」と訴えました。
同市で今年稼働が始まった石炭火力発電所の問題から党の環境政策や、物価高騰対策についても話しました。
入党に関する質問も。「“応援しているから今のままでいいじゃない”と言われたらどう答えれば良いか」には「外から応援だけしている人にできないのは、共産党に入ってください、と呼びかけること。共産党員を増やすのが今一番大事な仕事ですから」と回答。「もう年だから」という人には、小林多喜二の母セキさんが「87歳の私が入って若い人が元気になるなら」と言って入党したエピソードを紹介。
「どなたにも政治を変える力がある」と訴えました。
「共産党はなぜ攻撃されるのか」との声にどう答えるか、などの質問にも答えました。
後半では、小池氏と、はたの氏は各テーブルをまわり、対話・交流しました。
医療生協の組合員仲間と参加した人(80)は、「入らないよ、と言ってここに来た。小池さんの話はわかりやすくてとても良かった。入らなくてもずっと応援していたから、入っても同じ」と入党を決意。今年6月に入党した友人(50)に誘われて来た人(26)も申込書に記入しました。