赤旗2023年10月23日付
日本共産党の小池晃書記局長は２２日に投開票された参院徳島・高知選挙区補欠選挙で、無所属の広田一氏が自民党新人（公明党推薦）との一騎打ちを制し、当選確実となったことを受け、党本部で記者会見し、「物価高に対して無為無策、選挙の前になって期限付きの所得税減税を持ち出すなどした岸田政権に対し、国民が厳しい審判を下した。同時に市民と野党の共闘が力を合わせたことが、こういう結果をもたらした」と述べました。
小池氏は、広田氏と市民団体の「オール徳島」「高知憲法アクション」が▽物価高騰から暮らしや営業を守る▽岸田政権の軍事拡大は「専守防衛」逸脱で認められない―などとした政策で合意している、ことなどを挙げ、「市民と野党が力を合わせる。このことの効果がはっきり出た。結果は今後の共闘関係にもプラスになる」と語りました。
同日投開票で、与野党対決の一騎打ちとなった衆院長崎４区補選については、「結果を見守っていきたい」と述べました。