赤旗2023年10月14日付
参院徳島・高知選挙区補選(22日投票)がたたかわれている徳島市で13日、日本共産党の小池晃書記局長を招いて、つどいが開かれました。小池氏は、会場いっぱいの参加者を前に、「岸田政権と、民意を無視した傲慢(ごうまん)な自民党政治にノーを突き付ける大事な選挙だ」と述べ、広田一候補=無所属、元、日本共産党支援=の勝利と総選挙での党躍進を訴えました。
小池氏は、アメリカからの大量のミサイル購入や福島第1原発の汚染水放出などの岸田政権の暴走について「(国民への)聞く耳を持たない岸田自公政権にこの国のかじ取りを任せるわけにはいかない」と厳しく批判しました。
自民党政治のもと「失われた30年」での経済の停滞と衰退を指摘し「日本共産党の経済再生プラン」を縦横に解説。戦争する国づくりや人権後進国の政治など、すべての問題の大本にあるアメリカ言いなり、財界・大企業優先の政治のゆがみを強調し「二つのゆがみに切り込む立場と政策を持っているのが、日本共産党だ。この党を強く大きくすることが今の政治を変える確かな道になる」と力をこめました。
自らが入党し国会議員になったいきさつを述べ、「日本共産党は一人ひとりのネットワークで広げている政党。あなたもそのネットワークに加わってほしい」と入党を呼びかけました。
久保たかゆき・衆院徳島1区予定候補、はま共生・同2区予定候補が決意表明しました。
会場で40代の女性が入党を決意しました。
訴えを聞いたYさん(49)は、「直接小池さんの話を聞いて、参院補選の持つ大きな意義と共産党が力を尽くす意味がよく分かった。来れなかった仲間にも話を伝えて補選にも総選挙にも奮闘したい」と話しました。