日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

小池書記局長が会見 臨時国会 一日も早く召集を

2023年09月20日

赤旗2023年9月20日付

 日本共産党の小池晃書記局長は19日、国会内で記者会見し、岸田内閣の改造直後の各社世論調査について問われ「内閣改造に期待できないというのが圧倒的な世論だ。物価高対策などについて、十分な取り組みがなされていないとの評価が共通している」「この結果をふまえ、臨時国会を一日も早く召集することを求める」と述べました。

 

 小池氏は、FNNの共同調査では内閣支持率が下落して38%、内閣改造を評価しないが49%で、「毎日」でも内閣支持率が25%で過去最低タイ、改造で政権への期待は高まっていないが77%だったと説明。「朝日」でも改造への評価は25%にすぎず、物価高対策を「評価しない」も77%だったとして、「軒並み内閣支持率は低下ないし、低迷している」と強調しました。

 

 小池氏は、「臨時国会を早く召集して、物価高対策などの経済対策はもちろん、国政のさまざまな課題について直ちに議論を始めるべきだ」と主張。「他の野党にも呼びかけ、共同で召集要求が出せるように努力をしていきたい」と語りました。

 

矢田氏起用 補完勢力明らか

 

 小池晃書記局長は記者会見で、国民民主党の副代表を務めた矢田稚子元参院議員が首相補佐官に起用されたことについて問われ、「私たちは、国民民主党を野党とみておらず、自民党の補完勢力だといってきた。いよいよ、その方向に進んでいくことになっていくのではないか」と述べました。

 

 小池氏は、矢田氏について「『国民民主党の役員は降りており、個人の判断』と説明しているようだが、首相補佐官は官邸の中枢を担う仕事だ。(矢田氏が)国民民主党の役員を降りたのも1週間前の話で、説明は説得力を持たない」と指摘。「国民民主党がより補完勢力としての立ち位置を明らかにしていく方向になっている」と述べました。

 

維新池下氏の二重取り批判

 

 小池書記局長は記者会見で、日本維新の会の池下卓衆院議員が地元・大阪府高槻市の市議2人を公設秘書として雇用していた問題について問われ、「税金の二重取りだ」と批判しました。

 

 小池氏は、池下氏が「事務的ミス」などと述べ、「維新の会」も「兼職は、なんら否定されるべき問題ではない」としていることをあげ、「『事務的ミス』ですまされる問題ではない。市会議員は市民に選ばれ、市民の代表として負託された役割がある。専念しなければいけない仕事だ」「国会秘書も、国会議員の活動をともに力を合わせて支えていくという点で、専念すべき仕事だ」と指摘。「そもそも、市会議員と国会秘書の『兼職』などは想定されていたものではない。国民の納得を得られるとも思わない」とし、「『維新』の政党としての姿勢が問われる」と語りました。

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