赤旗2023年9月18日付
日本共産党は17日、16日に続いて全国都道府県・地区委員会青年・学生担当者会議を開きました。2日間で52人が発言し、若林義春党建設委員会責任者代理が中間発言しました。
意欲と熱気にあふれた討論のあと、小池晃書記局長・「大運動」推進本部長がまとめをおこないました。
小池氏は、討論全体が、「各地での民青拡大の経験に裏付けられ、明るく、決意あふれる会議になりました」と特徴づけました。
同時に小池氏は、「大きな成果を出している党組織だけでなく『まだ踏み出せていない』『とても苦労している』という県や地区から、率直な発言がされたことがとても大事だった」と述べ、「いまの到達はまちまちですが、『特別決議』を実践し、必ずやりとげようという点で全党が心一つに頑張っている。全国に前進の経験と教訓が広がれば、5年間で『数万の民青』『1万の青年・学生党員』は必ず実現できるということが、議論を通じて、確認できました」と述べました。
小池氏は、「特別決議」の核心は、いま青年の中で大きな党と民青をつくる「歴史的時期」にあることで、それを全党が深くつかむ大切さを強調すると共に、飛躍のカギは、党機関の援助体制の確立、何があっても民青への援助を絶対中断しないことだと述べました。
そして、民青拡大に比べて遅れている青年・学生党員の拡大を進めるため、すべての民青同盟員を入党対象者ととらえて広く訴えること、学習を通じて科学的社会主義への理解と共感を広げ、党員としての生き方の魅力を語ることが大切だと力を込めました。
小池氏は最後に、「今日の会議で得た確信を力に、会議参加者が全党の先頭に立って、『大運動』を成功させましょう」と訴えました。