赤旗2023年8月22日付
日本共産党の小池晃書記局長は21日、国会内で記者会見し、世論調査で内閣支持率が下落し続けている要因について聞かれ、「マイナンバーカードをめぐるトラブルが続いていることが一番大きい」と指摘しました。
小池氏は、「協会けんぽ」で、マイナ保険証に40万人もの個人情報がひも付けされていなかったことが明らかになったとして、「組合健保なども含めて全体を調査すれば、この数字はもっと多くなる可能性は高い」と指摘。「朝日」の世論調査では、マイナンバーをめぐるトラブル対応で、岸田文雄首相が指導力を「発揮していない」と答えた人が79%にのぼることをあげ、「国民生活に深刻にかかわる問題で、国民の大多数が首相が指導力を発揮していないと答えている。この世論が内閣支持率の低下につながっている」と述べました。