赤旗2023年8月9日付
日本共産党の小池晃書記局長は8日の記者会見で、日本維新の会の馬場伸幸代表が、総選挙で自民、公明両党で過半数割れした場合、連立入りも「考える余地がある」と6日のラジオ番組で発言したことについて問われ、「『維新』が、自民党政治を変えるどころか、自民党政治を支える政党であることを告白したもの」と語りました。
小池氏は、馬場代表が、「共産党は日本からなくなったらいい政党」という暴言を、撤回せずに繰り返し、暴力革命の政党だなどと破綻済みのデマ発言を続けていることを批判。「自民党政治を支える政党だから、自民党政治をもとから変える共産党が邪魔なのだろう」と語りました。
その上で小池氏は、「国会議員は全国民の代表であり、自分の支持者だけでなく他党に一票を投じた国民の声にも耳を傾ける必要がある。馬場氏の発言は、民主主義の土台を否定するものだ」と重ねて批判し、撤回を求めました。