赤旗2023年7月26日付
日本共産党の小池晃書記局長は25日、大激戦・大接戦の仙台市議選(30日投票)と30日の告示が迫る福島県郡山市議選(8月6日投票)での党候補全員必勝のため両市に駆け付けました。猛暑のなかマイクを握った小池氏は「市政でも県政でも国政でも、『住民が主人公』の立場でぶれずに頑張る共産党勝利で、暮らしと生業(なりわい)を守ろう。マイナ保険証をやめ紙の保険証存続を。『戦争はダメ』の願いを示す選挙にしよう。お知り合いに一人残らず支持を広げて必ず勝たせてください」と訴えました。
現有6議席から1増の7議席獲得をめざす仙台市では太白区(定数12)で、高村直也(現)、かながみ達之(新)、青葉区(定数15)で、すげの直子(現)、花木則彰(前)の各候補とそれぞれ訴えました。小池氏は、「共産党候補は当落線へ猛追しています。みなさんの一回り、二回りの支援が必要です」と訴えました。
小池氏は、「35人以下学級の小学校への拡大」「子どもの医療費助成の所得制限撤廃」「国保料の子ども均等割の減免」―などの実績とともに、他会派が賛成したガス民営化、公立保育所廃止、給食費値上げに反対を貫く党市議団の姿勢を紹介し、「ダメなものはダメとはっきり言えなければ何のための市議会か」と主張。学校給食費ゼロ、18歳までの医療費ゼロ、国保料子ども均等割ゼロの「三つのゼロ」や、敬老パス拡充、高齢者補聴器購入の助成、返済不要の奨学金―などの公約実現、日赤(太白区)、労災病院(青葉区)など四つの病院の統廃合撤回のためにも「7人の市議団をぜひ実現させてほしい」とよびかけました。
すげの候補訴え
青葉区(定数15)のすげの候補は学校給食費について、財源も示しながら無償化を訴え、「二度の給食費値上げの提案に唯一反対してきた日本共産党の躍進で、無料化を実現させてください。子育て安心の仙台市政への願いを託してください」と呼びかけ、特別教室へのエアコン設置や子ども医療費完全無料化も訴えました。
村井県政が強行する4病院再編・移転計画に対して「市の地域医療、救急医療を担う病院の移転など認めるわけにはいけません。市民の声にも医療従事者の声にも耳をかたむけない県政と真正面から対決している日本共産党を伸ばして計画をストップさせましょう」と訴えました。