赤旗2023年7月22日付
小池晃「第29回党大会成功、総選挙躍進をめざす党勢拡大・世代的継承の大運動」推進本部長・書記局長は21日午前10時から緊急の訴えをオンラインで行いました。
小池氏は、10日の幹部会での「24日までに党員・読者で前進のめどをつけ、7月目標達成を必ずはかろう」の提起に対し、各地で奮闘が始まったものの現状の取り組みの延長線上では「7月前進」もままならない到達だと率直に指摘。「推進本部として非常な決意をもって現状打開をはかるため、直接、肉声で、県・地区委員長のみなさんに訴えることにしました」とのべました。
「大運動」は、「党の命運がかかった」(8中総幹部会報告)とりくみであり、どんなことがあっても成功させなければならないと強調。8中総決定と幹部会方針の実践を貫徹する指導機関としての「貫徹力」が問われていることを肝に銘じてみずから奮闘する決意を表明。「すべての都道府県委員会、地区委員会が力をあわせて党勢拡大の飛躍を」と訴えました。
そのうえで、幹部会がよびかけた「二つの大仕事」―(1)7月中に8中総の全支部、全党員への徹底をやりぬき、具体化に踏み出す(2)7月に必ず党勢拡大で後退から大前進に転換する―について詳しく報告。8中総徹底については、“情勢負け”ともいうべき状況も少なくない党組織の現状にてらしてきわめて重要だと指摘しました。
入党の働きかけについて、現在のさまざまな党攻撃と真正面から切り結び入党を訴える党創立記念日(7月15日)の志位和夫委員長の「入党のよびかけ」を働きかけの中心に据えることを力説しました。
今日の情勢のもとでの「赤旗」の値打ちを語り、読者拡大の独自追求をよびかけました。
最後に小池氏は、現瞬間が「大運動」の成否を左右する重大局面と判断したとのべ「一切の惰性を吹っ切って力をつくそう」と訴えました。