赤旗2023年6月17日付
日本共産党は16日、東京・池袋駅前で、総選挙での躍進をめざす緊急街頭宣伝を行いました。道行く人が演説に耳を傾け、若者世代も足を止めました。
小池晃書記局長は、国会が最終盤を迎えるなか、同日の参院本会議で5年間で43兆円の大軍拡を進める軍拡財源法が可決・成立したことに言及し、断固抗議すると訴え。岸田政権のもと今国会では数々の悪法が強行され、さらには物価高騰への無為無策、政治の私物化など大問題が次々に噴出していると指摘し、「国民の声を聞く力などひとかけらも持ち合わせていない岸田政権にこれ以上この国のかじ取りを任せるわけにはいかない」と厳しく批判しました。
さらに、国会で悪法を強行している自民、公明、維新、国民の「悪政4党連合」に正面から対決しているのが共産党だと強調。「今国会での解散はなくなったが、そう遠くない時期に総選挙はやってくる。全国どこでも『比例は共産党』を広げに広げてください。総選挙で岸田政権に審判を下し、政治も国会もつくり替えよう」と熱く訴えました。
宮本徹衆院議員は、同日の本会議で内閣不信任決議案の賛成討論を行ったことを報告。「国民の暮らしが大変な時に、岸田政権は大軍拡に血道をあげている。軍事最優先の政治に待ったをかけるために、みんなで力を合わせよう」と呼びかけました。米倉春奈都議が司会を務めました。