赤旗2023年6月13日付
日本共産党の小池晃書記局長は11日、NHK「日曜討論」で、終盤国会で岸田内閣不信任案が提出された場合の対応を問われ「当然賛成する」と表明し、総選挙となった場合に「日本共産党の議席が増える、前進・躍進するということを最優先にする。そういう取り組みを進めながら市民と野党の共闘を再構築する努力は続けていきたい」と語りました。
小池氏は、岸田政権が、憲法違反の敵基地攻撃能力保有や大軍拡を進め、原発政策を大転換し、物価高騰に最も効果的な消費税の減税には背を向けているとして、「岸田政権はまったく信任に値しない」と指摘し、不信任案については「野党第1党である立憲民主党としっかりと話し合いをしていきたい」と述べました。
司会が衆院選での野党の選挙協力について質問したのに対し小池氏は、第一に協力の「意思」の存在が大前提であり、第二に岸田大軍拡や憲法改定などの国政の焦眉の課題についての政策合意が必要であり、第三に対等、平等、相互尊重を原則とし、一方的な対応は行わないと表明。「よく話し合いたい」と述べました。