赤旗2023年4月21日付
小池書記局長
日本共産党の小池晃書記局長は20日、東京・高田馬場駅前で演説し、政府が日本学術会議法改悪案の今国会での提出の見送りを決めたことについて、「学術会議は全会一致で法案提出を見送るように勧告を出しています。この声に応えるのは当然です」と述べました。
小池氏は「今国会に法案を提出するのを断念するだけでなく、学術会議に対する独立性侵害を完全に断念すべきだ。『民間法人化』など論外だ」と強調。菅義偉首相(当時)による学術会議会員候補6人の任命拒否(2020年)について「6人の会員候補の任命拒否の経過を明らかにして、任命拒否の撤回を求めます。そして、岸田政権に、学術会議と真摯(しんし)に対話していくことを強く求めたい」と訴えました。