日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

大軍拡阻止 暮らし立て直そう 神戸・西宮・宝塚 小池書記局長が訴え

2023年04月03日

赤旗2023年4月2日付

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(写真)久保田けんじ県議候補(左から2人目)、各市議予定候補の必勝を訴える小池晃書記局長(その左)=1日、兵庫県西宮市

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(写真)聴衆の応援に応える小池晃書記局長(右から2人目)、ねりき恵子県議候補(その左)、市議予定候補各氏=1日、兵庫県宝塚市

 統一地方選での党躍進を目指し、日本共産党の小池晃書記局長は1日、兵庫県の神戸、西宮、宝塚の各市を駆け抜け、1票を争う大激戦に突入した県議選(9日投票)の、きだ結、久保田けんじ、ねりき恵子ら各候補、神戸市議選(9日投票)と西宮、宝塚両市議選(16日告示・23日投票)の党候補・予定候補全員勝利で、「大軍拡、戦争止めよう。暮らしと経済を立て直そう」と訴えました。

 

 小池氏は、以前は神戸市の中学校が弁当持参だったのを、保護者や住民、共産党が力を合わせて給食を実現させたと紹介。しかし、現状の給食はデリバリーの弁当方式で希望者のみ、食事時間になっても半分凍ったままのことさえある実態を党市議団が議会で追及し、昨年9月、市に全員給食、温かい給食の方針を決定させたと訴え、共産党勝利で「一日も早く実現させ、さらに学校給食無償化を」と力を込めました。

 

 小池氏は、党県議団が2018年12月議会に高齢者への補聴器購入補助を国に求める意見書を提出し、その後も補助制度実現を繰り返し国と県に求め、都道府県では全国初の補助制度が22年度に実現したのに、県が「22年度限り」としていると批判し、制度継続・拡充を訴えました。

 

 その上で、党県議団が14年の議会で、奨学金返済を支援して看護学生の県内中小病院就職を促す制度を提案し、これが他の職種にも広がって、県内中小企業に就職した場合、奨学金の返済を支援する制度に結実したことも紹介し、共産党を伸ばして、「さらに学生支援を前進させよう」と訴えました。

 

 小池氏は、一方で県が県民の暮らしそっちのけで名神湾岸連絡線など三つの高速道路づくりに税金を注ぎ込み、県議会も神戸市議会も自民党、公明党、日本維新の会など共産党以外のすべての政党・会派による「オール与党」体制だと指摘。唯一の野党、共産党の躍進で、全県での高校卒業までの窓口医療費完全無料化なども実現し、「住民の暮らし・福祉を支える、当たり前の自治体に変えよう」と呼びかけました。

 

 小池氏は、岸田政権が大軍拡の目玉として購入する敵基地攻撃兵器―米国製長距離巡航ミサイル・トマホークは1発約5億円で、そのお金を使えば90人規模の保育所なら2カ所建設できることなどを訴え、「税金の使い方が完全に間違っている」と批判。「大軍拡推進は、自民党、公明党だけではない。『維新』は敵基地攻撃どころか核武装まで主張していて、もはや被爆国の政党の資格はない。大軍拡をけしかける維新にもノーの意思を示そう」と呼びかけました。神戸市の街頭宣伝には、作家のアルテイシアさんが応援に駆け付けました。

 

きだ・久保田・ねりき県議候補ら訴え

 

 神戸市東灘区では、きだ結県議候補、西ただす、松本のり子両神戸市議候補が訴え。きだ氏は、子ども医療費、中学校給食、補聴器購入補助、ジェンダー平等・痴漢対策などにふれ「共産党が伸びれば、必ず政治は変わる」と支持を呼びかけました。

 

 西宮市では、いそみ恵子県議の宝の議席をなんとしても引き継ぐと奮闘する久保田けんじ県議候補が「戦争に突き進む動きを止める」「福祉の願いを真っすぐ県政へ」と気迫の訴え。西宮市議選予定候補4氏が紹介されました。

 

 宝塚市では、ねりき恵子県議候補が多数のコロナ感染死者を出した背景に病院統廃合、病床削減などがあることを指摘。「コロナから命守れの1票、戦争準備ではなく、子育て支援、安心して暮らせる老後を願う1票を、私ねりきへ」と訴えました。宝塚市議選予定候補4氏が紹介されました。

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