赤旗2023年3月21日付
日本共産党の小池晃書記局長は20日、東京高検が、東京高裁の「袴田事件」再審決定に対する「特別抗告」を断念したことへの受け止めについての取材に、次のようにコメントしました。
「捜査段階での証拠捏造(ねつぞう)の可能性を示す新たな事実が明るみに出たもとで、東京高検が再審への『特別抗告』を断念せざるをえなくなったのは当然のことです。検察は、極めて長期にわたり袴田さんやお姉さんのひで子さんを苦しめ続けてきたことを深く反省すべきです。人権を踏みにじる刑事司法と再審制度のあり方の見直しが必要であり、そのために日本共産党は力をつくす決意です」