日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

県民の運動と結ぶ2議席守りさらに前進を 北九州・福岡 小池書記局長訴え

2023年03月06日

赤旗2023年3月6日付

いなつき・やつき・まじま・山口・わたぬき各氏訴え

 

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(写真)声援に応える小池書記局長(中央)、いなつき(右)、やつき(左端)の両県議予定候補=5日、北九州市小倉南区

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(写真)県議予定候補の(左から)まじま、山口の両氏の勝利を訴える小池書記局長=5日、北九州市八幡西区

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(写真)わたぬき英彦県議予定候補(右から2人目)と、わたぬき康代(右から3人目)、木村たくじ(右端)両福岡市議予定候補の応援演説をする小池書記局長(左)=5日、福岡市東区

 日本共産党の小池晃書記局長は5日、北九州市内2カ所と福岡市内で街頭演説し、統一地方選の福岡県議選、福岡市議選(31日告示)での共産党予定候補勝利にむけ、多くの県民に支持を訴えました。

 

 「県議選では、今の2議席を絶対守り抜き、さらに前進をめざす」と切り出した小池氏は、共産党以外の「オール与党県議会」の中で、県民の運動と結んで県政を動かしてきた党県議団の役割について語りました。

 

 一つ目は新型コロナから命を守る役割です。党県議団の取り組みで、300~400床にとどまっていたコロナ病床は2000床まで拡充し、無料PCR検査も充実しました。一方で県は「地域医療構想」のもと、4000床も減らした病院ベッドを再来年までさらに3000床減らす計画で、保健所も21から9に、県立病院も5から1に削減します。小池氏は「共産党の躍進で、病院や保健所を減らすのでなく増やす県政に変えよう」と訴えました。

 

 二つ目は行き届いた教育実現の役割です。教員の非正規率が全国ワースト2位という状況のなか、県議団は、正規教員増で教員不足を解消し、少人数学級の実現を県に要求。2015年には791人だった教員採用数は、県議空白を克服した4年後に1275人に増加しました。小池氏は「生徒1人あたりの教育予算が全国最下位クラスの県政を変え、党県議団の躍進で、どの子ものびのび育つ教育を実現しよう」とよびかけました。

 

 三つ目は、無駄遣いの巨大公共事業をストップさせる役割です。小池氏は、国、県、北九州市が進める下関北九州道路計画に、県議会では共産党以外の全ての会派が賛成していると指摘。「活断層の上に橋をかける無謀な計画は、採算の見通しも立っておらず、唯一反対する共産党の躍進が必要」「橋梁(きょうりょう)だけで3500億円の計画を中止させ、暮らしと福祉、教育にまわせ」と主張しました。

 

 学校給食費と、18歳までの医療費と、子どもの国保料の「三つのゼロ(無料化)」、高齢者交通費支援、補聴器購入費補助の「二つの安心」という党の公約を紹介した小池氏は、「県民のさまざまな願い実現のため、共産党の議席をさらに伸ばしてください」とよびかけました。

 

 国政の問題で小池氏は、敵基地攻撃能力保有を閣議決定した岸田政権が、日本中が戦場になることを想定し、核兵器や生物・化学兵器にも耐えられるよう、全国の自衛隊基地の強靱(きょうじん)化と司令部の地下化を進めようとしていると告発。福岡県内でも陸自小倉駐屯地、空自築城基地など13カ所で計画されていると語りました。

 

 さらに、日本中に長射程ミサイル弾薬庫を置く計画もあり、そのうちの一つ、大分市の大分分屯地は住宅地や大学に隣接していると告発しました。

 

 小池氏は「基地周辺は攻撃対象になる。(地下化される)自衛隊司令部は守られても、周りは焼け野原。住民の命は危険にさらされる。これが『敵基地攻撃』がもたらす実態だ」と述べ、岸田大軍拡に反対する共同を広げようとよびかけました。

 

岸田大軍拡阻止 県政転換へ全力

 

 北九州市小倉南区では、いなつき昌子予定候補が「教育、福祉に冷たい県政を皆さんと一緒に変えていく」と決意表明。やつき博春予定候補(小倉北区)が訴えました。同市八幡西区では、まじま省三予定候補が「大軍拡絶対反対の声が寄せられている。戦争を許さない政治家でなければ、皆さんの命を守るために働けない。必ず押し上げてほしい」。山口りつ子予定候補(若松区)が「下関・北九州道路計画を中止した3500億円を、子どもたちのための学校給食費無償化などに使いたい」と語りました。福岡市東区では、わたぬき英彦予定候補が市議予定候補と共に「大軍拡では米軍基地のある福岡空港への報復攻撃の恐れが強まる。自公維新に負けるわけにはいかない」と訴えました。

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