日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

検索

かけある記

小池晃の活動報告

命・人権守る強力な県議団を 言論の自由も結社の自由も守りぬく 埼玉・上尾で小池書記局長

2023年02月20日

赤旗2023年2月20日付

秋山予定候補再選必ず

 

写真

(写真)訴える小池晃書記局長=19日、埼玉県上尾市

 日本共産党の小池晃書記局長は19日、埼玉県上尾市で開かれた党演説会「希望の埼玉を語るつどい」で、統一地方選・県議選での現有6議席確保・8議席への躍進、上尾市・伊奈町区での秋山もえ県議の勝利、鴻巣、北本両市議選、伊奈町議選での全員勝利を市民に訴えました。

 

 会場のイコス上尾ホールには多くの聴衆がつめかけ、第1、第2会場とも人であふれかえりました。小池氏は、新型コロナ禍から県民の命を守るため、県議会コロナ特別委員として、無料PCR検査の拡充や保健所職員の増員、営業時間短縮を余儀なくされた飲食店への協力金支給実現など秋山県議の実績を紹介。さらに、2019年の台風19号被害での災害救助法の適用地域拡大、県内の高校での「地毛証明」提出や下着の色柄指定を「人権侵害」と告発し見直させるなど、秋山県議の数々の活動と成果を語り、「議会で絶対に必要な秋山さん。大激戦を勝ち抜かせてください」とよびかけました。

 

 小池氏は一方で、県議会で単独過半数の自民党が、原発再稼働の意見書採決強行など「全国でも例をみない特異な意見書を押し通してきた」と告発。「自民党県政への逆戻りを許さないため、県民のくらし第一にぶれずに貫く強力な県議団が必要だ」と強調し、本会議での代表質問を確保し、すべての常任委員会に所属するための8人の県議団実現で「県民の声が届く県議会を」と訴えました。

 

 小池氏は、「安保条約容認」「核兵器以外の抑止力容認」を唱え、その主張を通すため「党首公選制」実施を訴えている松竹伸幸氏を除名処分にした経過等について話しました。

 

 小池氏は、松竹氏の主張に基づけば、「沖縄・辺野古新基地には反対できなくなり、日本中の米軍基地はそのままでいいとなる」と指摘し、「これは共産党の綱領と全く相いれない主張だ」と述べました。

 

 小池氏は、憲法学者である小林節慶応大名誉教授の赤旗インタビューを紹介。▽共産党は規約で、党員は意見を出し回答を求めることが保障されている▽松竹氏は党内議論をせず出版と言う形で党外から批判的な意見をぶつけた▽これはルール違反でどの組織でも除名を含む処分はありうる▽全ての結社には内部規律に関する自治権があり違反者を懲戒処分にできる▽党首選の意見を持つことは自由だが必然的に派閥が生まれ規約に反する―等の内容を語りました。

 

 小池氏はさらに、小林氏が、「朝日」など大新聞がこの件で「党をバッシングしているのは看過できない」として、「ある意味で人権を大切にしている『朝日』が日本共産党の『結社の自由』を侵害している行為」「多くのメディアは岸田政権の敵基地攻撃能力の保有や大軍拡路線に対してまともな批判をしていません。日本共産党攻撃をする前にもっとやることがあるのではないでしょうか」と主張していることも併せて紹介しました。

 

 その上で、「日本は戦争か平和かの岐路にあります。戦争しない国を守るのか、憲法を踏みにじり戦争する国に変えるのか、新しい戦前にしないため敵基地攻撃、大軍拡反対をぶれずに訴えることが大事です」「日本共産党は言論の自由も結社の自由も守りぬき、日米安保をなくして真の平和をこの国にもたらそうと訴え続けます。この選挙、思いを一つに必ず勝利しよう」と熱く語り、会場は大きな拍手に包まれました。

 

秋山県議ら訴え

 

 埼玉県議選南13区(上尾市・伊奈町、定数3)で2期目をめざす秋山もえ県議は、一生懸命働いても苦労してきた両親を見て育ち、大学で平和学を学ぶなかで日本共産党に入党したことを紹介。「議員になって、自分は市民の声の代弁者なのだとわかった。市民の運動と願いを議会に届ける議席があれば、必ず政治を変えることができる。県民の願いを実現し、埼玉から大軍拡を止めるために、押し上げてください」と呼びかけました。

 

 鴻巣市議選の2予定候補、北本市議選の2予定候補、伊奈町議選の3予定候補も決意表明しました。

月別

ご意見・ご要望