赤旗2023年1月20日付
農民運動全国連合会(農民連)第25回大会で選出された長谷川敏郎会長、藤原麻子事務局長、笹渡義夫副会長は18日の大会終了後、日本共産党本部を訪ね、小池晃書記局長、浦田宣昭国民運動委員会責任者に就任あいさつし、懇談しました。
長谷川会長らは、小池氏の大会での来賓あいさつに謝意を表明。農民連の畜産危機突破の取り組みでも、ミニマムアクセス米中止の訴えでも、保守的な農家や農協などでも大きな反響を広げていることを紹介し、困難な情勢を前向きに打開してきた発言や決意が相次いだ大会になったと述べました。
畜産危機の問題では酪農家に牛を淘汰(とうた)すれば補助金を出すといいながら、さまざまな条件で酪農家をいっそう苦しめる政府の冷酷な対策を厳しく指摘し、引き続き取り組みを強めたいと述べました。
小池氏は「大会に参加して、農民連が幅広い団体に信頼を広げていることを実感した。他の野党からあいさつ・メッセージが寄せられたことは、その表れではないか。畜産危機はほんとうに深刻であり、通常国会でも、日本の農業と酪農を守り発展させる論戦に取り組んでいきたい」と述べました。