赤旗2022年11月28日付
各党国会議員メッセージ
（写真）連帯あいさつをする小池書記局長 |
２６日、オンラインで開かれた日本平和大会・開会集会で、「日米軍事同盟に反対する政党から」として、日本共産党の小池晃書記局長が連帯あいさつしました。
小池氏は、一部の国でロシアのウクライナ侵略を口実に軍備増強を図ろうとする動きがあるとして、「世界の本流は別にある」と指摘。国連総会でロシアの４州併合非難決議を１４３カ国の圧倒的多数で可決したことや、「国際法および国連憲章を守り、相違点を平和的に解決する外交努力」を強調したアジア政党国際会議の「イスタンブール宣言」を紹介しました。
岸田政権が“今日のウクライナは、明日の東アジアだ”と称して、５年で軍事費を倍増させる大軍拡に踏み出そうとしていると批判。「敵基地攻撃能力」保有を提言した有識者会議の報告書は、「戦争国家づくりの青写真というべきものです。東アジアに軍事対軍事の悪循環をもたらし、物価高騰などであえぐ国民をさらに塗炭の苦しみを味わわせるものです」と強調しました。
最後に、「平和大会が軍拡路線を打ち破る国民的運動の大きなエネルギーになることを期待します。軍事対軍事の道をすすめる岸田政権を打倒して希望ある政治をつくろう」と呼びかけました。
「憲法９条守れ、大軍拡反対・国会議員リレーメッセージ」では、３人が登場。立憲民主党の石垣のりこ参院議員はメッセージで、「国際紛争解決のため武力を用いない、そのために不断の努力によって国家権力の暴走を食い止めることです」と訴えました。社民党の福島瑞穂参院議員は、「専守防衛を投げ捨てる安保３文書をきめさせてはいけない」と発言。「沖縄の風」の伊波洋一参院議員は、「９条を守り、平和な沖縄、日本をめざして連帯します」と表明しました。