赤旗2022年11月27日付
小池書記局長あいさつ
東京都内で開かれている日本民主青年同盟(民青)第46回全国大会は26日、前日に続いて討論を行い、全国各地の同盟員が、若者憲法運動の経験や、民青の学びの魅力などについて生きいきと交流しました。日本共産党を代表して小池晃書記局長があいさつしました。(小池氏あいさつ)
福岡の同盟員は、「政治は難しい」と話す学生を仲間に迎えた経験を紹介。「苦難のおおもとに資本主義の問題があり、変えられることを伝えた。自己責任論がはびこる中で、政治に原因があると示す民青の役割を実感した」と話しました。
北海道の同盟員は、加盟直後に全国青年憲法運動の実行委員会を立ち上げ、プラカードも作って7回宣伝するなかで、これまで30人の賛同を得ることができたと報告。徳島の同盟員は、班会議で『科学的社会主義Q&A』を学んだことが、大学での学習や拡大行動にも生きていると発言しました。
小池氏は、民青が拡大目標を超過達成したことに敬意を表明し、「民青の活動が青年・学生の希望になっています。共産党としても、民青が力強く発展するよう、『共同の事業』をいっそう強めます」と述べました。
また「青年の声を集めて“岸田首相は退陣を”の声をあげよう」と訴え。物価高が青年・学生の生活に大打撃になっているとして、最低賃金を引き上げ、学費を直ちに半額にしようと呼びかけるとともに、「若者憲法集会」の運動が力強くすすむことは青年や、すべての世代の運動を励まし、世論を動かす力になると激励しました。