赤旗2022年11月27日付
小池書記局長のあいさつ
東京都内で行われている日本民主青年同盟(民青)第46回全国大会で26日、日本共産党を代表して小池晃書記局長が連帯あいさつしました。
小池氏は、民青が年間拡大目標1500人を超過達成したことに触れ、「目標達成は26年ぶりの歴史的な快挙です」と敬意を表明するとともに、民青の活動が青年・学生の希望になっていると強調しました。
小池氏は、コロナ禍で民青が食料支援や青年の実態を聞き取る「生の声」運動に取り組み、共産党の志位和夫委員長を講師にしたゼミを開催するなど、豊かな活動をしてきたことが目標達成の大きな力になったと指摘。民青が来年2000人の拡大目標を達成できれば「前進」から「飛躍」へとバージョンアップできると語り、「共産党としても、民青が力強く発展するよう、『共同の事業』をいっそう強め、新しい時代をつくる、強く大きな民青をつくりましょう」と述べました。
大臣辞任が相次ぐ岸田内閣の問題を告発。世論調査では若年層の内閣支持率が低いと指摘し、「青年の願いを一つに集めて“岸田首相は退陣を”の声をあげていこう」とよびかけました。物価高は青年・学生の生活に大打撃になっているとして、最低賃金1500円への引き上げ、消費税減税、学費半額を直ちに実現しようと訴えました。
その上で、「いま憲法をめぐって正念場になっています」と強調。民青が、他の青年団体と共同して「若者憲法集会」を再開しようとしていることは大事だとして、「改憲を許さず、憲法を生かそうという運動が力強くすすむことは青年を励ますだけでなく、すべての世代の運動を励まし、世論を動かす大きな力になります」と述べました。
小池氏は、来年迎える日本共産青年同盟(共青、民青の前身)創立100周年にふさわしく、歴史的なたたかい、民青の建設に踏み出そうとしているとして、「日本の現状からも、青年の切実な願いを実現するためにも、スケールアップした民青が求められています。そのために力をあわせましょう」と呼びかけました。