赤旗2022年10月12日付
役員が志位委員長らと懇談
日本民主青年同盟(民青)の西川龍平委員長ら役員は11日、日本共産党本部で共産党の志位和夫委員長らと懇談し、11月の民青全国大会へ向けて、「力をあわせて成功させよう」と議論しました。
民青は11月25日から始まる第46回全国大会へ向けて、同盟員の年間拡大目標1500人を必ず達成しようと奮闘しています。
西川氏は大会決議案を紹介しながら、憲法運動や新自由主義からの転換を求めるさまざまな運動、志位委員長の講演をまとめたパンフレット「科学的社会主義Q&A」の学習などを力に仲間を増やしていると紹介。
さらに街頭などで青年と対話した経験も語り、「物価高騰や統一協会をめぐる問題などで社会や政治に不安を感じています。民青が、政治を変えられる展望を持っていることを示していきたい」。
西川氏は、岸田政権が狙う改憲や大軍拡に反対するとともに、憲法を生かした政治を求めて全国青年憲法運動を提起したと報告。来年、幅広い青年と共同して「若者憲法集会」を3年ぶりに開催することを決定したと述べ、「地域や学園など、すでに全国84カ所で同集会実行委員会が結成されています。草の根から、青年の共同をさらに広げていきます」と語りました。
志位氏は、いま民青が同盟員拡大目標を達成するために大奮闘していることにふれ、「力をあわせ、全国大会の大成功を勝ち取りましょう」と述べました。
その上で志位氏は、岸田政権が臨時国会でも「敵基地攻撃能力」など大軍拡の具体化を狙っていると指摘。「憲法を守り、生かそうと青年が呼びかける運動は非常に大事です。憲法を暮らしの問題などと結んでいけば、大きく賛同が広がると思います」と語りました。
共産党からは志位氏の他、小池晃書記局長、田村智子、山下芳生の両副委員長、若林義春党建設委員会責任者代理らが同席しました。