「赤旗」2015年4月9日付
日本共産党の小池晃副委員長は8日、奈良県内の4カ所で街頭演説し、「共産党を県議会第2党、8議席に躍進させて、『戦争する国づくり』の安倍自公政権の暴走に奈良からストップを」と力をこめて訴えました。
奈良県政について小池氏は、知事・国いいなりの「オール与党」が、国保税値上げにつながる広域化を進めていることを批判。大企業誘致予算に比べ、中小企業予算は6分の1、地域産業支援予算は170分の1にすぎません。
小池氏は「奈良県にはお金がないのでしょうか」と問いかけ。自由に使える財政調整基金は全国10番目に多い183億円あります。世界遺産平城宮跡を壊す国営公園事業に国・県で1000億円、2分短縮の高速道路に850億円など、税金の使い道が間違っていると指摘しました。
小池氏は「県政・県議会に足りないのはお金でなく、住民の痛みがわかる心です」と訴え。国保税1人1万円引き下げと、子ども医療費助成を窓口払いなしで通院も中学卒業まで拡大するのに県予算のわずか1%でできることを紹介し、「共産党を伸ばし県政を変えよう」とよびかけると、大きな拍手と「そうだ」の掛け声が起きました。
大和西大寺駅前では山村さちほ、小林てるよ、松田みつる、いずみ信丈、王寺駅前では宮本次郎、今井光子、大和高田駅前では太田あつし、大和八木駅前では山﨑たよ、の各県議候補が訴えました。
谷川かずひろ知事候補が訴えました。