赤旗2022年9月24日付
小池書記局長訴え
日本共産党員でない人も参加して党を応援するJCPサポーターの会員らが23日、東京・新宿駅前で安倍元首相の「国葬」への反対を訴えました。党の小池晃書記局長と並び、「国葬反対の声上げよう。強行されても上げ続けよう」と強調しました。
マイクで「国葬に反対します」と声を出すと、子ども連れの家族や高校生が足を止めました。互いの腰に手をまわして寄り添うカップルらも注目する中、スピーチしました。
30代女性のサポーターは「反対しなかったら、(政府が)もっと弔意を強制していたかもしれない。声を上げることは無駄じゃない」と呼びかけ。スピーチ後、「反対している事実を示したい。国葬決定直後は反対の声が少なかったが、共産党などが示すことで増えてきた」と話しました。
小池氏は「安倍氏の8年8カ月の政治への敬意は示せない。憲法を踏みにじった安倍政治がよかったということになってしまう」と述べました。
聞いていた男性(40)は非正規雇用で苦労するなど、アベノミクスの犠牲になってきたといい、「終電まで働いて体を壊して退職したら、細切れの仕事しかなかった。その政策を行った人をまつり上げることは断固反対」と述べました。
友人と通りかかった都内の女子高校生(16)は「税金は円安で困っている人たちに使うべきです。校内売店のパンも値上がりしている」と話しました。