赤旗2022年7月7日付
「YouTuber(ユーチューバー)小池晃」こと日本共産党の小池晃書記局長が、参院比例5候補と、政策から知られざる素顔まで語り合う企画「#この5人を国会へ」。いわぶち友、にひそうへい、大門みきし各候補に続き、たけだ良介、田村智子両候補の動画を紹介します。
声まっすぐ届ける
たけださん
小学4年から高校3年まで剣道部で「国会質問にまっすぐ切り込む」と紹介された、たけださん。東京都内の剣道場で、友人の中川つぐみさんと3人でトークを展開しました。
リンゴ農家出身のたけださんが、リンゴの品種を当てる「ききリンゴ」や、天然パーマの髪形を息子たちに「ブロッコリー」と呼ばれているエピソードから、農業問題に進みました。たけださんは国会で水田活用直接支払交付金の大幅削減について農家の怒りをぶつけ追及。「国の方針なので変えられない」との農水相答弁を紹介すると、「ならば政府を変えるしかない」と小池さんが応じました。
長野から満蒙開拓団として「満州」(中国東北部)に渡った人々が、終戦を知らず8月25日に集団自決した悲劇から、「こうした歴史を繰り返させないためにも、平和の問題を強く訴えたい」と抱負をのべました。
参院選への決意を問われ「高学費、農業政策、リニア、多くの切実な声を聞いてきた。この声をまっすぐ届けるために引き続き国会で仕事をさせてください」と表明しました。
抑圧ない未来社会へ
田村さん
環境アクティビストのeriさんが「共産党は市民のための政策を考えているが、伝わりづらいところがある」と切り出し、社会問題について質問。田村、小池さんはeriさん作成の「GO VOTE」「家父長制度の墓」などと書かれたパッチ(布)を身に着けて登場しました。
2人は▽気候危機打開へ純国産の再エネを大量普及し地域活性化へ▽ジェンダー平等へ足を引っ張る政治を打破▽改憲・軍拡勢力は憲法通りの政治を▽「身を切る改革」と言うなら政党助成金の廃止を―などと説明。eriさんは「明るい未来が描ける」「筋が通っていますね」と応じ、期待を寄せました。
党への偏見や誤解についてeriさんは「党名を変える必要はないが、(英訳略称の)JCP(の活用)でオシャレにしたらいい」とアドバイス。「『困ったときは共産党』とよく聞く」などと話が弾みました。
「共産党がめざす未来とは」の問いに田村さんが「いろんな抑圧がない社会。自由をどう獲得するか」だと述べ、資本主義を乗り越え、搾取がなくなれば「やさしい社会になる」と展望を示しました。eriさんは「抑圧される人たちがいっぱいいる中、資本主義の先(の社会)がある、市民がもっと声に出していいんだと思えた」と笑顔になりました。