日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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9条守る願い 共産党に 徳島・香川 小池書記局長が訴え

2022年06月30日

赤旗2022年6月29日付

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(写真)声援にこたえる(右から)にひそうへい比例候補、新婦人県本部の山田節子会長、小池晃書記局長、オール徳島の河村洋二事務局長、松本けんじ徳島・高知選挙区候補=28日、徳島市

 日本共産党の小池晃書記局長は28日、徳島、高松両市で街頭演説し、参院選は「憲法9条がかかった、歴史を左右する大事な選挙だ」と述べ、にひそうへい候補を含む比例候補5人の勝利をつかみ、徳島・高知選挙区では市民と野党の代表・共産党公認の松本けんじ候補、香川選挙区では石田まゆ候補の必勝をと訴えました。梅雨明け早々の厳しい暑さのなか、信号待ちの間にじっと聞く人や熱心にうなずく人の姿がありました。

 

 小池氏は、自民、維新両党などによるウクライナ危機に乗じた軍拡の大合唱に警鐘を鳴らし、岸田文雄首相が主要7カ国首脳会議(G7サミット)で5年以内の防衛力の抜本的強化、軍事費の相当な増額を表明したことを「選挙ではまともに説明しないのに、外国ではどんどん決意表明するのはおかしい」と批判。自民や維新が主張するような、軍事費を国内総生産(GDP)比2%以上にするだけの予算があれば「老いも若きも医療費の窓口負担がゼロにできる。税金の使い方が全く間違っている」と強調すると、集まった人たちが盛んに拍手を送りました。

 

 小池氏は、中国の領海侵犯や北朝鮮のミサイル発射は断じて許されないとした上で、軍事で対抗するのではなく、徹底した外交努力で絶対に戦争を起こさないことこそ政治の仕事だと強調。自民党の茂木敏充幹事長が参院選後できるだけ速やかに9条改憲の発議をしたいと発言したことに触れ、「9条がかかった選挙になってきた。戦争への道を止めよう、9条守ろうの願いを、反戦平和を貫いて100年の共産党に託してください」と力いっぱい呼びかけました。

 

 さらに、岸田自公政権に厳しい審判を下すとともに、維新や国民民主などによる大軍拡と暮らし壊しの翼賛体制づくりを止めるため、市民と野党の共闘を前に進めたいと述べ、「共闘を揺るがず進める共産党の議席を伸ばしてください」と力を込めました。

 

 徳島市では「徳島・高知選挙区の市民と野党の代表は松本候補だ。『アンフェアな社会を変える』と訴え、幅広い市民から応援を受ける論戦力抜群の松本候補を、党派を超えて押し上げてください」と訴え。高松市では「石田候補は、学生への食料支援の先頭に立ち、四国電力前で毎週原発ゼロを訴えてきた脱原発運動のリーダーだ。9条守れと唯一訴える石田候補を何としても勝たせてください」と訴えました。

 

松本・石田氏訴え

 

 徳島では徳島・高知選挙区の市民と野党の共同候補=共産党の松本けんじ氏を推薦した「オール徳島」の河村洋二事務局長、新日本婦人の会県本部の山田節子会長が応援演説。河村氏は「野党共闘でなければ今の政治を変えることはできない」と支援を求めました。

 

 市民連合・徳島、永本能子弁護士、前々回参院選の野党統一候補、大西聡弁護士からメッセージが寄せられました。

 

 にひ氏は「今こそ弱い者いじめの政治をみなさんの1票、1票で変えよう。戦争させない、暮らしに希望をと頑張り抜く共産党を」と訴えました。

 

 松本氏は「対話と外交で平和で豊かな日本をつくりたい。暮らし、平和の願いを共産党と松本へ託してほしい」と呼びかけました。香川では石田まゆ選挙区候補が訴えました。

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