赤旗2022年6月26日付
横浜 小池書記局長が訴え
（写真）聴衆の声援にこたえる小池晃書記局長（左）と、あさか由香神奈川選挙区候補＝２５日、横浜市西区 |
日本共産党の小池晃書記局長は２５日、横浜駅前で街頭演説し、大激戦の参院選比例で田村智子政策委員長はじめ５人の勝利と、神奈川選挙区では、あさか由香候補を今度こそ押し上げてと力を込めました。演説が始まるとビラを手に足を止めて聞く人の輪がふくらみ、「党をつくって１００年間、自由と平和を貫いてきたこの党をみなさんの一票でどうか広げて」との呼びかけに、大きな拍手が響きました。
小池氏は、参院選で共産党が「自由と平和。まっすぐ、つらぬく。」のスローガンを掲げたことを紹介し、「みなさんは自由ですか」と問いかけました。
“学びたいものを学ぶ自由”“好きな仕事につく自由”“相手の性別を問わず愛する自由”“結婚後も自分の姓を名乗る自由”―。小池氏は「この国には本当の自由がないのではないか。日本共産党は党をつくって１００年、自由と平和をこの国に実現するために頑張り抜いてきた政党です」と訴え。戦前、共産党以外のすべての政党が大政翼賛会に加わり侵略戦争・植民地支配に協力するなか、戦争に反対し、戦前戦後名前を変えずにきた日本共産党の値打ちを強調しました。
その上で、いま国会の中でロシアのウクライナ侵略に乗じて大軍拡や９条改憲が叫ばれるなど翼賛体制の危険が生まれていると警鐘を鳴らし、「逆流に正面から立ち向かい、戦争への道も暮らし破壊の道も止める共産党を伸ばすことが、日本の民主主義・暮らし・平和にとっても本当に大事ではないか。みなさんの一票でどうか広げて勝たせて」と力いっぱい呼びかけました。
あさか候補訴え
あさか由香神奈川選挙区候補は「８時間働けばふつうに暮らせる社会を」と６年間一貫して掲げてきたのは「子どもたちへの公約だから」と強調。「学費無償化に２０年間、学生の皆さんと取り組んできた。学生の声が政治を動かし、他の政党も言い始めた。今度の参院選は実現する大きなチャンス」だと呼びかけると、大きな拍手が湧き起こりました。