赤旗2022年6月1日付
小池氏が指摘
日本共産党の小池晃書記局長は31日、国会内で記者会見し、北海道電力泊原発(北海道泊村)の津波対策が不十分だとして運転差し止めを命じた同日の札幌地裁判決について、生命や健康が脅かされるのは人格権の侵害だとする原告の住民らの訴えを認めたものだとして、「これは泊原発以外のすべてのあらゆる原発に当てはまる論点であり、非常に重要な判決だ」と指摘しました。
その上で、「泊原発はこの10年間、1~3号機すべてが運転停止状態にあり、“運転を認めない”という判決が出た以上、北海道電力は直ちに廃炉の作業に入るべきだ」と主張しました。