赤旗2022年4月18日付
日本共産党の小池晃書記局長は山口市議選(定数34、24日投票)告示日の17日、街頭演説会で西村よしかず、尾上より子、大田たけるの3候補(いずれも現職)の全員当選を訴えました。
小池氏は、日本共産党のウクライナ支援募金が1億4287万円に達したことを紹介し、協力への感謝を表明。国際法を踏みにじるロシアの侵略を厳しく批判し、「戦争反対、ロシアは国連憲章を守れ」の願いを日本共産党に託してと呼びかけました。
山口市議選について、「争点は明確だ。当初より41億円も増額して189億円で市庁舎を建て替えるハコもの最優先の市政を、市民の命と暮らしを守る市政に変える。その願いを3人に託してほしい」と訴えました。
共産党の3議席が、子どもの医療費無料化や住宅リフォーム助成制度実現など市民の願いを実現する力であり、介護保険料を値下げさせ、国保料の値上げを許さなかったことなどを紹介し、市民の暮らしを守る力だと強調しました。
さらに小池氏は「暮らしも平和も問われる選挙」だとして、「100年ぶれずに平和を貫いた共産党へ、核兵器を廃絶し、憲法9条を守り抜く願いを広げよう」と呼びかけました。
7月の参院選挙については、「共通政策の合意と、対等平等・相互尊重の本気の共闘が必要だ。そのためにも共産党を躍進させてほしい。今回の市議選での3名全員当選が、山口での市民と野党の共闘を前へ進める大きな力になる。参院比例は日本共産党を5議席に伸ばしてほしい」と呼びかけました。
西村氏は「農業者の所得補償や価格保障に取り組んでいく」と決意を表明。尾上氏は「暮らし、福祉、教育で住みよい山口市をつくる」と述べました。大田氏は市庁舎建て替えの189億円を批判し、「市民目線できちんと市にものを言う」と強調しました。
大平喜信元衆院議員が応援しました。