赤旗2022年4月3日付
10日投開票の京都府知事選で、「つなぐ京都2022」の、かじかわ憲候補=無・新、日本共産党・緑の党府本部推薦、新社会党府本部支持=の支援に2日、駆けつけた日本共産党の小池晃書記局長の街頭演説(京都市・四条烏丸)は、多くの聴衆の府政転換への熱気にあふれました。
大学3年生の男性(20)は「かじかわ候補の話からは府民一人ひとりを思っていることが伝わってくる。京都は学生の街。学生に優しい府政にしてほしい。まず府立大学から学費負担を軽減し、国政に発信していってほしい」。
京都市内の大学に通う学生(20)は、「北陸新幹線延伸や、植物園の商業化など大型開発で経済が本当に回るのか疑問だった。かじかわ候補が言うように、若者が望んでいるのは最低限の収入保障や、福祉の充実など、将来に安心が持てること。府民の安心は自治体の仕事だと思う。この選挙で変えてほしい」。
元教員(60)=長岡京市=は、教育と医療福祉に力を入れる京都になってほしいと期待を込めます。「府内では教員不足も深刻です。子どもたちのためにも30人学級をぜひ実現してほしい」と話しました。
右京区の女性(70)は「このままじゃ年寄りは死ねということか。かじかわさんにコロナも景気も何とかしてほしい」。
アルバイトの女性(66)=京都市上京区=は「職場で少しずつ対話をすすめている。現職は大型開発やコロナ対策でも国の言う通りではないかと話を向けると『うーん』と考え始めたようだ。残る1週間、投票してもらえるようがんばる」。