赤旗2022年2月22日付
日本民主青年同盟(民青)の西川龍平委員長ら役員は21日、東京都内で日本共産党の志位和夫委員長らと懇談しました。青年の苦難を軽減しようと、各地で取り組んでいる運動などについて交流。今年の新入生歓迎運動(新歓)の成功に向けて交流し、4月に志位委員長を講師に招いた学生オンラインゼミを開催することが決まりました。
西川委員長から冒頭、昨年12月に開かれた第45回全国大会の決定集ができたと報告がありました。さらに、いま民青が全国で取り組んでいる、青年が暮らしや政治について感じているリアルな実態を聞く「青年の生の声」運動の特徴をいくつか紹介。
「『自分は困っていない』と語りながら、周りの人が生活に困っていることを心配して『何とかしたい』と話す青年が印象的です」
今年の新歓にかかわって西川氏は、この間、民青が現勢で前進して大学で新たな班も結成されるもとで、「これまでよりも、さまざまな可能性や条件が生まれています」と強調。その上で、多くの青年が格差と貧困、自民党政治による矛盾に苦しむなか、「社会は変わるし、変えられるという学びを学生のなかで深めながら新歓を成功させていきたい」と述べました。
志位氏は、民青が青年の声を集めていることを励まし、学生新歓では「新しく班ができているなど、今年はいろいろな取り組みができれば成功する」と、ともに力を発揮することを表明しました。また、参院選へ向けた方針を伝えました。
共産党からは志位氏と、小池晃書記局長、山下芳生副委員長、吉良よし子青年・学生委員会責任者が同席しました。