日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

JCPサポーター交流会 小池書記局長があいさつ

2021年12月20日

赤旗2021年12月20日付

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(写真)あいさつする小池晃書記局長=19日、都内

 日本共産党の小池晃書記局長は19日、「JCPサポーター交流会」で、総選挙の結果を受けた教訓や来年の参院選に向けた決意を語りました。

 

 小池氏は、今回の総選挙は本格的な市民と野党の共闘でたたかう初めての選挙であり、「野党が政権交代を正面から訴えたことは国民の願いに応えるものだった」と述べ、「支配勢力から見れば心底恐ろしい展開になった。そうした危機感から必死の野党攻撃、共産党攻撃が行われた」と指摘しました。その上で、総選挙の結果を“政治対決の弁証法”の角度からとらえ、今後の教訓を引き出すことが重要だと強調し、「共闘が支配勢力を攻め込み追い詰めた。ここを突破すれば新たな展望が開ける」と語りました。

 

 小池氏は、「野党共闘は失敗した」という事実に反する攻撃について、「自民党が共闘を恐れているからだ。危機感の表れだ」と指摘。「いまの選挙制度のもとで政治を変える道は共闘しかない」と述べ、「総選挙に向けて交わした共通政策や政権協力は公党間の合意であり、国民への公約だ。共産党はこの合意を守り抜く」と表明しました。

 

 小池氏は、共産党が議席を減らした結果の反省点について、支配勢力の共産党攻撃に対してそれを上回る必死さで反撃することができなかったことをあげ、「サポーターアンケートでも『メディアや誹謗(ひぼう)中傷対策が不十分に感じた』という声が寄せられている。共産党がどのような社会をつくろうとしているのかを分かりやすく伝えることは大きな課題だ。サポーターのみなさんからも提案をいただきたい」と述べました。また、新型コロナの下で早い段階から党躍進の力強い流れをつくりだすことができなかったことや、党の自力が足りなかったことも指摘。その中でも、民青同盟が19年ぶりに同盟員数を前進させたことなどを紹介し、「どんな激動のもとでも前進できる強く大きな党をつくることも課題だ。若い世代の方に共産党に入ってもらって党の理念や政策を広げる活動を強めたい」と語りました。

 

 小池氏は、参院選の目標として、「市民と野党の共闘の発展で改憲勢力の3分の2獲得を許さず、政権交代の足がかりをつくる」と訴え。同時に、「日本共産党の躍進を必ず勝ち取る。比例目標『650万票、10%以上』を実現して、比例5議席を絶対確保する」と述べました。

 

 最後に小池氏は「共産党は戦前から戦後まで、『順風満帆』というときはなかったし、常に権力から攻撃を受けてきた。それでもあきらめず平和と民主主義を求め続けてきた」と強調。「いまはサポーターのみなさんをはじめとする幅広い人が一緒にたたかってくれている。ともに前に進もう」と呼びかけました。

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