赤旗2021年9月20日付
小池晃書記局長は19日、東京・世田谷区内の三軒茶屋で街頭演説し、目前に迫る総選挙での日本共産党の比例区での大躍進を訴えました。
「市民連合めぐろせたがや」の鈴木国夫さんらが支援のあいさつ。谷川智行比例予定候補が決意表明しました。
鈴木氏は、野党共闘で政治を変えるために共通政策ができたことは「すごいこと」だと指摘。「共産党とは一緒にやらないという理不尽な状態が、戦争法(安保法制)によって打ち破られ、各地で共闘を求める市民運動も積み上げられた」と語りました。
医師としてコロナ治療の最前線に立ち続けてきた谷川氏は「命を軽んじる自公政治を許せない」と怒りを込めて糾弾。「総選挙は命を守る選挙です。東京比例ブロックの定数17で共産党の議席2は少なすぎる。日本共産党の比例での大きな躍進を」と訴えました。
小池氏は、コロナ対応で冷酷に自己責任を押し付ける自公政治を批判。「東京で在宅死が44人。半分以上が50代以下だ。コロナに感染した妊婦さんが9カ所病院に断られ赤ちゃんが亡くなった。まさしく人災だ」と糾弾し、「本気でコロナとたたかう政治を実現するには、谷川ドクターが必要だ」と力を込めました。「『なによりいのち』『ぶれずに貫く』日本共産党の躍進と野党共闘の成功で、政権交代を実現しよう」と述べた小池氏。「一貫して野党共闘を推進してきた野党共闘の要として、日本共産党を比例で伸ばしてください」と呼びかけると、聴衆は大きな拍手でこたえました。