赤旗2021年9月14日付
総選挙野党共闘で小池氏
日本共産党の小池晃書記局長は１３日、国会内で記者会見し、次の総選挙に向けた野党共闘について、「市民連合と野党４党で共通政策が合意されたことは重要な一歩前進だ。この合意を踏まえた政党間の協議を引き続き求めていく」と述べました。
小池氏は「選挙協力を行うためには、政権協力についての合意が不可欠だ」と強調。そうした合意を前提としたうえで、小池氏は、野党統一候補の擁立協議を進める際、与野党の得票が競り合っている選挙区を中心に統一候補擁立の協議を進めていくとして、「七十いくつ（の選挙区で野党候補が）競合しているという報道あるが、それを全部一本化するということは私どもも、立憲民主党なども考えていない。比例代表での党躍進のためには、一定数の候補者擁立は絶対に必要だ」と述べました。
また、統一候補擁立の協議を進めるにあたっては、「わが党が一方的に（候補者を）降ろすということはしない。お互いに譲り合って、相互主義で進めるのが大原則だ。わが党の候補を野党統一候補とすることも当然、求めていく」と述べました。