赤旗2021年9月7日付
日本共産党の小池晃書記局長は6日、国会内での記者会見で、自民党総裁選について問われ、「(総裁候補に)いろんな方の名前が挙がっているが、みな安倍・菅政権の9年間を支え、わずか1年前の首相指名選挙で『菅義偉』と書いた人たちだ。国民不在の権力争いにすぎず、誰が総裁になっても新しい政治をつくることはできない」と述べました。
小池氏は、「『表紙を替えれば選挙に勝てる』などと自民党が思っているなら、大間違いだ。表紙を替えるどころか表紙に訂正シールを貼る程度の話だし、シールをはがせば菅さんや安倍(晋三前首相)さんの顔がすぐに出てくる」と強調。総裁選への出馬を検討している河野太郎、石破茂両氏について、菅義偉首相が総裁選への不出馬を明言するまでは選挙に出ないと言及していたとして、「1週間ぐらい前まで(総裁は)菅さんでいいと言っていた人たちだ。その人たちが出てきても、新しい政治がつくれるはずがない」と指摘しました。