赤旗2021年8月10日付
小池・倉林氏が訴え
日本共産党を支援する大阪医師の会、日本共産党大阪歯科医師後援会は9日、大阪市内で「医療を語るつどい」を行いました。小池晃書記局長・参院議員と倉林明子副委員長・参院議員が動画やオンラインで参加し、総選挙でコロナと本気でたたかう政治を実現するため「比例は共産党」の大きなうねりをつくり、大阪で80万票・近畿ブロック4議席への回復をと訴えました。
小池氏は、迷走する菅義偉政権のコロナ対策を批判するとともに、維新の会について「自民党の補完勢力として、ひたすら自己責任を押しつけ、大阪でも全国でも公的医療縮小・解体の旗を振り、改憲や野党共闘への攻撃に明け暮れている。維新の攻撃をはねのけて、市民と野党の共闘で政権交代を実現するためには、大阪でこそ共産党が比例で躍進することが決定的に重要だ」と述べました。
コロナ対策に全力を挙げ、ワクチン接種と大規模検査の同時進行、暮らし・営業を支える支援のために、小池氏は「開くべきは五輪でなく国会だ」と訴え。医療や介護を切り捨てる新自由主義の政治を大本から転換するため、市民と野党の共闘の成否のカギは「共産党の比例の勢い」であり、近畿比例4議席だと強調しました。歯科用金銀パラジウム合金(金パラ)の「逆ザヤ」問題など、事前に寄せられた質問にも答えました。
倉林氏は、五輪開催を強行する一方で、重症者や重症化リスクのある人以外のコロナ患者を原則自宅療養とするなど政府の対応について「事態を解決する意欲も意思もない」と批判。「共産党と立憲民主党は今国会で36兆円規模の予算組み替え案を共同提出し、コロナ収束への抜本的対策をする政権がつくれる可能性を見せた。ここに大きな希望がある」と話しました。
大阪医師の会の中村厚事務局長と大阪歯科医師後援会の小山栄三会長があいさつし、「命、医療を守るために『比例は共産党』を広げに広げ、自公政権と補完勢力の維新を打ち破ろう」と訴えました。