赤旗2021年7月20日付
日本共産党の小池晃書記局長は19日の記者会見で、国民民主党の玉木雄一郎代表が、連合との「政策協定」にある「左右の全体主義」について、「日本共産党のことだ」と発言したことに触れ、「発言は撤回されるべきだ」と表明しました。
小池氏は「わが党は、戦前から軍国主義とファシズムとたたかい続け、いまも綱領に明記しているように、自由と民主主義を何よりも大切にしている政党であり、全体主義とは対極にある政党だ」と強調しました。
小池氏は、玉木氏が問題の発言の一方で、「選挙戦術的な調整は否定しない」と述べたと報道されていることに言及。「その発言と日本共産党を『全体主義』として排除するとしたことは矛盾する」として、「日本共産党を『全体主義』とした発言は撤回されるべきだと考える」と述べました。