赤旗2021年7月2日付
日本共産党の小池晃書記局長は1日、JR目黒駅前での街頭演説で、公明党の山口那津男代表が同日、東京五輪について「無観客も視野に入れながら、機を逃さずに国民に発信していただきたい」と述べたことについて、「今まで公明党は五輪についてだんまりだったのに、今度は誰に言っているのか。誰かに丸投げするのではなく、公明党としてどうするのか、都民にはっきり示すべきだ」と指摘しました。
そのうえで、「無観客にしても、外国の代表は14日間の待機は免除される。水際対策では、すでに水漏れが起きている。国内での人の移動も確実に増加する」と強調。都内の感染者数は増えており、「ステージ4」の水準になりつつあるとして、「最もリスクが低いのは無観客開催でなく五輪中止だ。命を守るために中止の決断をすべきだ」と述べました。